キラスマメシ

¥550

【七村酒店】 大分市都町

臼杵市など大分県南東部に伝わる郷土料理

『キラスマメシ』は大分県臼杵市の郷土料理。「キラス」はオカラで、「マメシ」はまぶすという意味がある。季節ごとに獲れる地魚に、オカラをまぶす。この時、カボスなどの柑橘類のしぼり汁も加くわえて混ぜる。古くからそれぞれの家に違ったレシピがあり、甘めや醤油味、酸味を立たせるなどさまざまだ。

基本的に大分県産の地魚を使用。大分県のブランド魚『かぼすブリ』や白身魚もおすすめとのこと。『七村酒店』の『キラスマメシ』は、佐伯市出身の店主・小野さんが幼い頃から食べてきた一品。カボスなど柑橘類の酸味が魚介の味を引き立て、隠し味のショウガとともに爽やかな味付けとなっている。大分県産の日本酒や焼酎にもピッタリだ。

【店主 小野 育洋さん】

高校卒業まで佐伯市で育ち、進学で沖縄県へ。ホテルマンに興味を持ち、沖縄や長野などの日本各地の宿泊施設で働き、実践でノウハウを学ぶ。その後、沖縄で待望のペンションを運営。2018年12月、『七村酒店』をオープンさせた。「『キラスマメシ』は幼い頃から食べていた、なじみの味をメニューにして提供しています」と小野さん。

七村酒店

大分県産の食材を使った料理を中心に提供する。『おばんざい盛り合わせ』や『りゅうきゅう』など大分の郷土料理もラインアップ。料理に合う大分県産の日本酒や焼酎を取り揃えている。

住所:大分市都町4-1-24 スロウダイニングビル1階

電話番号:097-576-9063

営業時間:18:00〜OS23:00

定休日:日曜

Instagram:@nanamurasaketenn